・IT業界への興味がある人
・スキルの幅を広げたい社会人
国家資格なので難しいですが、努力すれば絶対に取れます!
今回は、私が高校に入学して三か月でITパスポートを合格させた方法を紹介します。
私は先生からITパスポートの取得を勧められ、勉強を始めました。知識がほぼ全くない状態からの挑戦でしたが、三ヶ月で合格することができました。
勉強方法は主に、参考書、YouTube、そして「ITパスポート過去問道場」の4つを使って学習を進めました。この4つについて詳しく紹介します。
ITパスポート試験で押さえておきたい重要なポイント
ITパスポートとはデジタル社会が進む今では、非常に役立つ資格ですと言っていいほど大切なものです。そのためITパスポートを取得することで多くのメリットがあります。
ITパスポートの主なメリット
- ITリテラシーの向上
ITパスポートの学習内容には、ITの基礎知識、ビジネススキル、セキュリティやネットワークの基本が含まれています。これらを学ぶことで、ITリテラシーが向上し、どの分野でも役立つ知識が身につきます。 - 就職・転職活動でのアピールポイント
ITパスポートは国家資格です。履歴書に記載することで信頼度が上がり、ITスキルを必要とする場面で有利になります。特にIT以外の分野でも、基本的なIT知識があることを示す証明として活用できます。 - スキルの体系的理解
ITパスポートでは、ITの基本からビジネス知識までを体系的に学べます。この基礎力は、さらに専門的な資格やスキルを身につけるための土台となります。 - 学習習慣の形成
資格取得のための勉強を通じて、計画的な学習習慣を身につけることができます。特に学生のうちに取得を目指すことで、他の資格試験や将来的な学習に良い影響を与えます。 - 将来の選択肢が広がる
IT分野に興味がある場合、ITパスポートを取得することで、基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などの上位資格に挑戦しやすくなります。さらに、ITに関連する職種への道も開けます。
ITパスポートは基礎的な資格ですが、多様なメリットがあり、特にITの基礎力を身に着けたい学生や初心者にとっては非常に有益です。
ITパスポート試験の受け方について
- 申込み方法
ITパスポート試験を受けるためには、まず受験申込みが必要です。毎年多くの受験者がいるため席が埋まりやすいです。試験日の約1ヶ月前から早めの申込みをおすすめします。
申込みは以下のサイトからどうぞ。 ITパスポート試験公式サイト - 受験の形式
ITパスポート試験は漢検などの試験と異なり、「CBT方式(パソコンを使った試験形式)」が採用されています。CBT方式とは、パソコンを使い、画面上に表示された問題に解答していく形式の試験です。わからない問題にはチェックマークを付けて後回しにすることができ、後から再度解き直すことも可能です。
また、試験時間は120分です。 - 試験当日の準備
当日は身分証明書を持参し、指定の試験会場に行きます。余裕を持って試験会場に到着し、心を落ち着けて試験に臨むことをおすすめします - 合格発表について
試験が終わると、その場ですぐに合否がわかります。合格の場合は、後日公式に資格証明書が届きます。合格基準は総合点で600点以上であり、さらに出題される3つの分野「ストラテジ系(経営や戦略に関する分野)・マネジメント系(運営や管理に関する分野)・テクノロジ系(技術に関する分野)」それぞれで300点以上が必要です。
「それなら総合で900点以上が必要?」と思うかもしれませんが、各分野はそれぞれ1000点満点で設定されています。つまり、総合で6割以上、各分野で3割以上の得点を取ることが合格ラインです。
私が使った初心者にもやさしい参考書
私が使ったのは、
「【令和6年度】 いちばんやさしい ITパスポート絶対合格の教科書+出る順問題集」
という参考書です。
今回は、この参考書の著者が解説動画を公開しているため、この参考書を購入することをおすすめします。動画と併用することで、内容をより深く理解できるでしょう。
【令和6年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 [ 高橋 京介 ]
YouTubeを使用した勉強方法
YouTubeでの勉強方法として、先ほど紹介した参考書の著者が投稿している動画と、過去問の解説動画の2種類を活用しました。
先ほど紹介した参考書の著者が投稿した動画は、イラストでわかりやすく説明してくれるので、知識がない人でもどんどん覚えていくことができます。
こちらがそのYouTubeです↓
さらに、過去問の解説動画では、ITパスポート試験でどのように問題が出題されるかの傾向が学べるため、とても役立ちます。過去問に取り組むことで、実際の試験でもわからない問題に直面したときに勘で選べる力がつきます。そのため、過去問をしっかり勉強することが重要です。
過去問を使った勉強方法
私が勉強に活用していた「ITパスポート過去問道場」は、無料で気軽にITパスポートの過去問に取り組める便利なサイトです。
このサイトでは、特定の年の問題を選んだり、分野を絞ったり、計算問題を除外したりと、柔軟な設定が可能です。さらに、問題を解くたびに正答率が表示されるため、自分の実力を確認しながら効率よく学習できます。
「ITパスポート過去問道場」はこちらから
モバイルデータを使うのが気になるという人には、先ほど紹介した参考書の著者が開発した、スマホで過去問を解けるアプリがおすすめです。このアプリを使えば、データ通信を気にせず手軽に過去問の演習ができます。
アプリはこちらから
(最後に)ITパスポート試験を受けてみた感想
正直なところ、私は試験前日まで「落ちる可能性のほうが高いかも」と思っており、合格への期待はほとんどありませんでした。当日の感覚としては、「絶対合っている」と自信を持てたのが2割、「選択肢を絞った」のが6割、「全くわからなかった」のが2割ほどでした。なので、とにかく選択肢を絞ることが大切です。最後まであきらめずに頑張りましょう。
試験が近づくと不安になるかもしれませんが、ITパスポート試験は年に何度も受験可能です。そのため、失うものは受験費用だけです。「受かればラッキー」という軽い気持ちで挑戦するのも良いと思います!
おすすめのサイトはこちら↓